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【「クマもん」に対するクマの叫び】

熊本県のゆるキャラ「クマもん」が人気がある。
海外進出も実行中で、評判は上々とのことだ。

「日本熊森協会」の話によれば、もうだいぶ前に
九州のクマは絶滅したそうだ。

20061109103613.jpg

山に換金樹木の杉やヒノキばかりを植え、
どんぐりや実のなる樹木の大切さに見向きもせず、広葉樹は激減した。

広葉樹の毎年の落葉で山の土はフカフカの層が堆積し、
大雨の時の保水力が増し、幅広く根を張る広葉樹は
土砂崩れを防ぐ効果も高い。一方スギヒノキの針葉樹は
土壌保水力と大雨に弱く、すぐ土砂崩れを起こす。
花粉症の主原因は杉花粉とのことだが、
これも人の「儲けたいエゴ」による乱植のせいだ。

クマもんは胸に白い毛がないからツキノワグマではないらしい。
日本の北海道以外にはツキノワグマしかいない。
クマの中では小型の部類だ。非常に愛らしいし、賢く可愛い。

スギヒノキの乱植により実のなる木や、冬眠やねぐらに使う樹齢の長い
大木も換金の為に率先して切られ、山に食料がなくなり
腹ペコになった「痩せグマ」は人里に降りて人家に出没し、
恐れられて猟銃を持ったオレンジの服を着た、
いい歳こいて目のギラギラした明らかに肉食系のじーさん達に撃たれて、
殺されてきた。以来未だに人里出没の熊殺しは続く。

東北や北海道では人間の生きる営みとして
「マタギ」という命がけのクマ狩猟も行われてきたが、
神に祈り、くまに感謝し、人の食料として毛皮から内蔵まで余すところなく頂いた。
近年の文明エゴによる屠殺とは訳が違う。

images2

それでもまだ昔は自給的農業が残っていたので、
人家の周りに畑、その周りに里山があり、里山の柿木や栗の木などの
余りものをクマが食べに来ることがあっても、
そこで腹ごしらえをしたクマはそれ以上人家に近づくことは
今ほどにはなかったそうだ。

農村の崩壊と同時に拝金一辺倒になった日本の山は飢餓状態が続く。

九州のクマはツキノワグマ以外ありえないのだが、
クマもんの胸には白い毛、月の輪マークがない。

テディベアとか、プーさんとか、リラックマとか、
可愛らしさだけをデフォルメしたクマキャラは多くあるが、
都会文明人は本物のクマを殺戮し、その肉をドッグフードに加工しつつ、
ぬいぐるみのくまだけを溺愛する。

そんな自分勝手なぬいぐるみ好き婦女子は、
おそらく結婚の条件にも必ず
平均以上の「金稼ぎ能力」を男性に求めるのだろう、
と勝手に憶測してしまう。

社会の全体像が見えず、ほんの目先しか気持ちが向かないのは
寂しいことであるし、この国の崩壊の原因のひとつとも思う。

悪の世の中で平均以上に稼げる男子は
それだけ悪の黙認力が高いということで、
本当に長い目で見たら、その先には不幸があることはわかるのだが、
多くは「今の収入額」に飛びつく。

「実業」の農業漁業林業より「超虚業」の医者 銀行家 投資家 株屋 
保険屋 政治屋 東京電力(笑)などに勤めている男子と結婚したがる。

そう全体意識で求められるから必然、
男子も拝金に走り出さざるを得ない。悪循環だ。

大貧民の自分が「ひがみながら」書きつつも、
さほど的は外していないと思う。

懐かしの森高千里がクマもんテーマソングを歌っているのを聞いて
微笑ましく思うのうだが、いくら「クマもん」が売れても
熊本に自然のクマが居ないのは悲しいことである。

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気づいた関係者からクマとの共生のできる熊本県にして欲しい
と願う、今日この頃でありんす。

【知床・熊と人が共存する場所】
【ヒグマにエサをやらないで】ソーセージの悲しい最期 
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